本 宝塚歌劇団の経営学

宝塚歌劇団の経営学

宝塚歌劇団の経営学

自分メモ

  • 資本主義の成熟と共に、価値は所有価値→使用価値→経験価値へと変わっている。
  • 経験価値とは、過程に価値を見出すこと。価値が創り出されるところから関わり、手放すところまで。例え未熟だとしても問題ない。その成長していく過程が大事なため。逆に完成させない。
  • 「男役が女性」という虚構が、なんでもありを生み出す。そこへの価値が受け手次第で多種多様になる。
  • その虚構に絶対的な正しさはないため、完成しない。(常に時代と共に目指すところが移り変わる
  • 男役が卒業しても、次のスターが入れ替わることで、また新たな過程が生まれる。そのサイクル化が大事。
  • 経験価値は、可視化しづらい。また不安定であるため、なかなか企業が取り組みにくい。宝塚はお客さんとの価値共創で実現している。

読んでて若干おそろしく思えた。