高校生の青春をボルダリングというスポーツを軸に表現された作品。ボルダリングに夢中な少女、小寺さん。高い壁に登るその姿に魅入られて、周囲の人が少しずつ変わっていき、自分も前に歩き出してゆく。
ラストのシーンはグッと来ました。二人ベンチに座る、時はゆっくり流れ、セリフとセリフのわずかな間が長く感じる。セミの音なんて聞こえやしない。このシーンを主軸に構成されたんじゃないかってぐらいに感じました。
場面が変わる時、暗転や、時折ぶつ切りで変わるのはどんな効果があるんだろう?
もごもごしてる感じやぎこちない感じ、歯切れが悪い感じが常に醸し出されてる感じは個人的には合わなかったです。
脚本の方が気になる ja.wikipedia.org