自分に沁みたこと2点
・アリには反応闘値というシステムがある。ある刺激に対して反応するかどうかの閾値のこと。これによって、上司がいなくても仕事に必要な個体が適切に供給される。
・働かないアリはコロニー生存のため必要な個体である。働きたくないのではなく、反応閾値や、仕事先までの進路方向に特定のアリがいた場合、Uターンするなどによって働けないようになっている。
・一度開拓された餌までのルートを途中で間違えることがある。偶然餌にたどり着いた時、既存のルートよりも近道が出来る。
・非言語部分を「邪推」しない:文章以上の情報を勝手に汲み取らない。勝手に汲み取り、ストレスを感じるのはしょうもない。
・さっさと手を動かすことが考えすぎを防ぐ。「今」に集中するようになり、結果として幸せを感じやすくなる。
イヤだなぁと思う時間を減らすには、さっさと行動に移すことが最善。
・情報を集めすぎると優先度の付け方が難しくなる。些細なことにも重要と錯覚し始める。
・前頭葉には感情の制御、思考の分析等の機能がある。紙に感情を書き出すことは前頭葉を働かせる効果があり、その結果感情が落ち着いてくる。
・ストレスを感じたモノコトには事実の捉え直しをしてネガティブな反応を抑えよう。「本当の原因は別にある」と理性的に分析し始めることで前頭葉が働き始める
要点は2つ
・知識の捉え方(エピステモロジー)は3段階ある。
1段階目は知識とはこの世の中のどこかに真理は実在する。我々はその真理を教えてもらう、という姿勢。
2段階目は相対主義。
3段階目は様々な仮説の中から最も確からしいもの、を決めること。
今の自分は相対主義でそう考える人もいるよね止まりだった。
・知識とは形が変わらず、大きくなるものではない。何か新しい情報を得たときにこれまでの形に入り込み、解釈され、新たな形に出来上がるもの。知識は外部からの刺激で常に変形するもの。
きっと桜井さんのリスクとリターンの話は、桜井さんのゲーム研究と仕事でゲーム開発に取り組む中で醸し出された1つの回答だと思うと胸熱。